徴用工判決を巡って、河野外相が突然、態度を軟化した

中央日報日本語版に「徴用工判決をめぐって河野外相が突然態度を軟化した」との記事が載っていました、一瞬「えっ」と驚いたのですが、おそらく河野首相の発言の一部を切り取って自分の都合が良いように利用したんだろうと思っていたところ新宿会計士さんのブログで想像通りの筋書きであることを詳しく解説されていたのでそのまま転載させて頂きます。

このブログはもともと繰り返される韓国、在日からのヘイトに対して鬱憤をはらすために書き始めたものですが最近の国内嫌韓感情の高まりを受け、自分と同じ意見の人が増えたことで多少鬱憤が晴れたので更新のペースを落としていました。
 最近新宿会計士さんのブログに啓発されて自分なりの意見を地道に発信することが必要と思いまた頑張り始めましたがいつまで続くかはわかりません(^-^; 

ブログの内容は出来るだけ虚偽の事実で嫌韓を煽ることはしないのと過激な表現を使わないように努めていますが、保守派の意見なのでサヨクの方々が見ればネトウヨ的な論調になるのはあたりまえとのスタンスです。
 それと、嫌韓サイトを見ていると単なる引用・コピペの域を出ないのが多すぎて知的興味の刺激には物足らないため的外れでも敢えて自分なりの意見、推論を前面に押し出すことに努めています。

この偏向記事の狙いは?

この記事と同様に政治家の発言の一部を取り上げて全体の流れと異なる印象操作をして政権攻撃をおこなうのは国内マスゴミの得意技で、民主党政権の実現もそのような手段で成し遂げられました。
 しかし、ネットによってその欺瞞が暴かれるようになって久しい今では朝日、毎日の記事を見ると反射的に裏を読んで有益な情報を得る習慣がついてしまいました。
 国内の反日マスゴミは政権攻撃のために偏向記事を書いていますが韓国メディアはどのようなつもりでこの記事を書いたのでしょうか?
 韓国のメディアを見ていると何でも日本と較べてホルホルする記事と日本の政治家を攻撃する記事が異常なほど多いのに驚かされ、何となく日本に対する劣等感の裏返しであることが見えてきます。

ただ、この記事は他と違うニュアンスが感じられて興味を引かれました。

藁にも縋りつきたい韓国

真面目な保守派ならこの記事について「また韓国が河野外相の意図を捻じ曲げてけしからん。」と憤慨しなければならないところでしょうが、
 最近の韓国の状態が悲惨過ぎて「態度が急変した日本におろおろして、藁にも縋りつきたい心情でこんな記事を書いたのか、可哀想に。」と思ってしまう自分がいます。
 可哀想とは言っても韓国が相手のことですから、政府には容赦なく韓国を締め付けて貰いたい気持ちは1mmも動きません。
 5ch東亜掲示板の書き込みを眺めていると、一昔前に比べて余裕で在日よりの意見をいなすコメントで溢れているのは、もはや日本が韓国に歩み寄ることは無いと確信している人が多数派になったことを示しているのではないでしょうか。

新宿会計士さんの記事:ここから

「韓国の対応難しいことは理解」 突然軟化した河野外相…なぜ?( 2018年12月17日06時59分付 中央日報日本語版より)

中央日報の記事を箇条書きにして列挙すると、だいたい次のような内容です(ただし日本語表現については整えているほか、一部、文意を損ねない範囲で語順を入れ替えている箇所もあります)。

  • 日本のNHKは16日、河野太郎外相が「徴用工判決」を巡って、「韓国側の対応が難しいことは理解しており、せかすつもりはない」と述べたと報じた
  • この河野外相の発言は、内容面では今までの日本政府主張をそのまま維持したものだが、「韓国政府の立場を理解する」という趣旨の発言は彼が今年10月末の大法院の判決後に繰り返してきた強力な発言と比較すると異例だ
  • 河野氏はこれまで、「今回の判決は暴挙であり国際秩序に対する挑戦」「韓国政府が適切な措置を直ちに講じなければならない」発言など、安倍晋三首相や菅義偉官房長官の代わりに前面に出て韓国に対する「悪役」を演じてきたにもかかわらず、今回、「せかすつもりはない」と話した点は注目に値する
  • 河野外相の態度変化に対して東京の外交消息筋は「日韓議員連盟(韓日議員連盟に該当する日本側組織)代表団と会談した14日、文在寅大統領の発言が影響を及ぼしたのだろう」と述べた
  • いくらせかしたところで韓国政府の立場発表がないことには、日本政府としては対応措置を出しにくい。また、強硬発言を繰り返せば繰り返すほど韓国内世論の反感だけをまねくことになるという点から河野外相が戦略を変えた可能性が提起されている

河野外相が「悪役を演じた」だの、「韓国世論の反発を招く」だの、相変わらず傲慢で無神経な表現が踊っています。

いずれにせよ、この記事を読むと、あたかも河野外相が態度をガラッと変えて、韓国政府の姿勢に理解を示したかに読めてしまいます。果たして、本当にそうなのでしょうか?

河野外相の発言はわずか一行

ここで、外務省のホームページに掲載されている「河野外務大臣臨時会見記録」から、河野外相と記者の正確なやりとりを確認してみましょう。

河野外務大臣臨時会見記録(平成30年12月15日(土曜日)18時00分 於:ドーハ)(2018/12/15付 外務省HPより)

【記者】話題変わるんですけれど、韓国ですけれども、先日日韓議連の代表団が文在寅大統領と会談されました。この中で文在寅大統領が、十分な時間をかけて解決策を模索する計画だと、徴用工を巡る問題です、に関して述べてまして、対応策のとりまとめが長期化する可能性があるのかなと思うんですが、いかがお考えでしょうか。

【河野外務大臣】日本としては、日本の企業に対してですね、不当な不利益が生じないという対応を韓国には求めておりますので、そうしたことが万が一にも起こらないように韓国側に対応していただきたいと思っております。対応が難しいというのは私も理解をしておりますので、急かすつもりはありませんが、他方、日本企業に対する不利益が生じないように、そこは韓国側にきちんと対応していただく必要はあろうかと思います。(※下線部は引用者による加工)

中央日報が大々的に報じたのは、この「対応が難しいというのは私も理解をしておりますので、急かすつもりはありませんが」、の部分でしょう。

どうしてこの発言が、「河野外相が態度を変えた」ことになるのでしょうか?

私自身、河野外相の内心を知り得る立場にはありませんが、私の責任で河野氏の心中を忖度して申し上げるならば、

  • いわゆる「徴用工判決」により、韓国で国際法違反の状態が生じてしまった
  • といっても、現在のところ韓国は強制執行に踏み切っておらず、日韓関係はギリギリのところで踏みとどまっている
  • 現在の状況から悪化しないという前提で、韓国がこの状態を解消するのならば、時間がかかっても良い
  • ただし、もし韓国が強制執行に踏み切った場合には、日本としても相応の措置を考える

ということではないかと思うのです。

実際、同じ質疑における次のやり取りを見ると、河野外相の見解は従来とまったく変わっていないことがよくわかります。

【記者】同じ会談の中で、文在寅大統領がですね、先の最高裁判決について、三権分立であって政府は介入できない、その判決を尊重しなければいけないという発言をされているのですが、こうした発言についてどのようにお考えでしょうか。

【河野外務大臣】国外の司法が国際法を乗り越えていいということはありません。日韓両国はこの請求権の問題は請求権協定で完全かつ最終的に解決済みということで、国交回復以来やってまいりましたから、そうした国際的な合意事項、取り決めを国内の司法がひっくり返せるということになったら、これはもう国際法の基本が崩れますし、日韓両国の法的基盤が崩れていくことになりますので、韓国側には気をつけて対応していただきたいと思います。(※下線部は引用者による加工)

ここでも、河野外相は、「韓国に気を付けていただきたい」と述べています。

要するに、今回の事態を打開する義務があるのは韓国側であるという、「根幹」の部分は何ひとつとして代わっていないのです。よって、中央日報の報道は完全な見当違いだと断言して良いと思います。

新宿会計士さんの記事:ここまで

新宿会計士の政治経済評論について

朝鮮半島情勢を知るために中央日報日本語版朝鮮日報シンシアリーのブログ5ch東亜板とともに新宿会計士の政治経済評論を参考にさせて頂いています。
特に新宿会計士さんのブログは正確なニュースソースを基に公正で緻密な分析をおこなっていると思います。

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