朝鮮日報の今年を締めくくるコメントは文大統領批判一色

朝鮮日報今年最後のコメントは文政権に対する批判一色でした

【コラム】虚像を追う文在寅大統領の危うさ 12/30 
【コラム】文在寅大統領に足りないのは知ではなく徳だ 12/30 
【コラム】李洛淵首相の年賀状を見て問う 12/30 
【コラム】韓国50代の偽善に対する20代の反発 12/30 
【コラム】文在寅政権には「士大夫の遺伝子」がある 12/30

朝鮮日報

 日曜日の早朝、朝鮮日報日本語版に複数の記者がコメントを出しますが今年最後のコメントは全て文大統領とその政策を批判する内容ばかりでした。
 まるで2019年初頭から文大統領と韓国に降りかかる波乱を暗示しているようです。

日本が絡まないとまともな韓国メディアのコメント

韓国メディアの論調は日本が絡むと思考停止するのか、世論に迎合するために支離滅裂の内容になるのか、興味のあるところですが
 今回のコメントには珍しく日本への言及が含まれて無く、読み応えのあるまともなコメントばかりでした。
 分かりやすい例えを使い文大統領の間違った政策を指摘して、どのようにすべきかの提案を納得できる論調で展開しています。
 対する我が国の反日メディアのコメントはということで
比較のために普段は読まない朝日新聞の社説12/30付を読んでみました。
 予想はしていましたが想像の斜め上を行く内容でした。

小学生でも書ける朝日新聞の社説

「小学生でも書ける」の意味は日本の置かれた状況と世界情勢が解らない世間知らずでも「未曽有の不祥事」、「民主主義の根幹を揺るがす」、「政治責任」、「なんでも安倍のせい」などのキーワードを覚えて並べれば誰でも記事が書けるといういうことです。
 「馬鹿でもチョンでも書ける記事」と表現する人もいます。
 
 朝日新聞によれば今年の最大の事件はモリカケ問題で、「役所による公文書の改竄が民主主義の根幹を揺るがす未曽有の不祥事。」だそうです。
 いまだにモリカケ問題にしがみついていたというか、それしか安倍政権を攻撃する材料がないのか!と改めて感心しました。
 反日メディアの勢いも風前の灯火ではないでしょうか。

人口一億人を超える国家で役所の不正があれば「民主主義の根幹を揺るがす未曽有の不祥事」であり政府は即退陣などと言ったら世界のどこを探しても一か月はおろか一週間でも続く政権は無いでしょう。
 民主党政権時にも公文書改竄で菅直人が謝罪した事件がありましたが朝日新聞は報道しない自由で黙認でしたし、そもそも日本に対してモリカケ騒動より1000倍以上の害をなした慰安婦捏造の犯人は上から目線で言える立場ではありません。

 ことしは日本政治史に大きな汚点を残した。
 財務省による組織的な公文書の改ざんと廃棄である。国会と国民を欺き、歴史を冒涜(ぼうとく)する。民主主義の根幹をずたずたにする大事件だった。
 それなのに、安倍首相は麻生太郎財務相を続投させた。麻生氏もみずから身を引くことはなかった。
 未曽有の不祥事でも、政治責任を取らない。悪(あ)しき前例をつくってしまった。

(後略)読むだけ時間の無駄ですが、それでも読んでみたい方は下のリンクをクリックしてください。

社説)安倍政権2018年 政治責任とらぬ悪例残す

文大統領に足りないのは知でなく徳だ

一連のコメントでこの記事が興味深く読めました。
 文大統領が無能な理由は徳が足りないことだと言っています。

 「最低賃金の引き上げはプラス効果が90%」「自動車・造船産業は改善している。潮が満ちているときに船を漕ぐべきだ」

 文在寅(ムン・ジェイン)大統領が実態とかけ離れたおかしな発言をするたびに、知的能力が足りないのではないかという声が上がる。筆者があちこちで実際に聞く質問の一つだ。文大統領は名門高校を卒業し、司法試験に合格した人物だ。直接会った際にも知的能力は十分だと感じた。 (中略)

文大統領の問題は知的能力ではなく、閉鎖性にある。(中略)

 冒頭の発言は知的能力が足りないからではなく、自分の関心事ではないからこそ飛び出したものだ。

(中略)文大統領は自身と政治的な立場が異なる人々に強い敵対感情を抱いている。韓国の全ての政治家はある程度の敵意を持っているが、それでも文大統領のそれにはかなわない。

(中略)大統領に就任すると、その怒りの矛先を外交部に向けた。外交部は全ての政府官庁の中で最も存在感がない透明官庁になっている。文大統領がフランスのマクロン大統領に北朝鮮への制裁を緩和するよう求め、その場で拒否されたというのは、国家間外交ではあり得ないことだ。外交部が正常に機能していれば、あんな悲惨なことにはならなかっただろう。

(中略)文大統領にとって、この世は味方と悪いやつらによる戦場だ。心にこれほどまでに強い敵意を抱いている人物は、世の中を見て判断する際の幅が狭まってしまう。ほぼ目を閉じているに等しい。

(中略)文大統領は数冊の本でいくつか衝撃的な告白をした。中でも忘れられないのは、立場が異なる人々の批判を「瞬き一つせずに」無視すると自慢した部分だ。脱原発、最低賃金の急速な引き上げ、暴力労組の保護といった問題を立場が異なる人が指摘しても、瞬き一つせずに無視するのだ。文大統領は政策修正を悪いやつらへの敗北と考える。別の人ならともかく、文大統領には我慢ならないことだ。
 「勇将は智将に勝てず、智将は徳将に勝てない」と言われる。徳将は心が広い人物だ。徳将だからといって、好き嫌いがないわけではない。しかし、心の広さが好き嫌いの上にある。盧武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領は賛成できない見解と争っても、納得がいけば認めることがあった。仲間の反対を押し切ることもあった。韓米自由貿易協定(FTA)や済州島の海軍基地はその産物だ。盧元大統領には徳の資質があったと感じる。文大統領にないものは、知的能力ではなく徳なのだと思う。

【コラム】文在寅大統領に足りないのは知ではなく徳だ

最初は「知はあるが徳が足りない」などと優しい表現になっていますが、 最後には「文大統領にないものは、知的能力ではなく徳なのだ」と言い切っています 。
 外交の場で相手の出方を全く読めず、あれほど悲惨な状況に陥るのを見ると知的能力も欠けているとしか思えません。
 脳の構造を調べれば保守派と左派を判別できるという研究があります。
 左脳は論理的能力、右脳は直観力や情緒を担当していて左派は左脳ばかり発達していて右脳の働きが悪いため他人の立場を考えることが出来ず、非人間的な行動をとりがちになるという研究結果が発表されています。
 文大統領の行動も、右脳の働きに障害があることでもたらされる典型的な左派の行動パターンと考えると納得できます。

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