2019年 在韓米軍撤退で朝鮮大乱時代の幕が開ける

2019年の朝鮮半島情勢を占う

 2019年の年頭にあたり、保守派爺の戯言として朝鮮半島情勢を予測してみたいと思います。

日本とのパイプを断ち切った2018年の韓国

昨年暮れから徴用工判決、慰安婦団体解散に続きレーダー照射事件と日韓関係を根本的にひっくり返す事件が立て続けに起きています。
 徴用工判決以降の事件は金正恩に心酔する文大統領が画策したものです。
 北朝鮮の扇動で文大統領が後押しした徴用工判決により日本の堪忍袋の緒が切れ日韓関係に修復しがたい亀裂が入りました。
 徴用工判決により日本の堪忍袋の緒が切れました。
 日本人は和を大切にしようとするためお人好しで騙しやすく見えますが、それは相手との妥協点を探ろうとするために我慢に我慢を重ねる結果であり間抜けなお人好しだからではありません。
 一旦堪忍袋の緒が切れると神風特攻隊に志願してでも徹底的に相手と闘う鬼の様な面も見せます。
 日本を舐め切っていた韓国はこれから戦前の朝鮮人が海乱鬼と呼んで恐れた日本を知ることになるでしょう。

在韓米軍撤退に反対していたマティス国防長官を切ったトランプ大統領

徴用工判決と時を同じくして在韓米軍撤退に反対していたマティス国防長官が辞任しました。
 トランプ大統領は在外米軍を公約としていてマティス国防長官とは意見が対立していました。
 シリアからの米軍撤退でも衝突し、「大統領は自分の意に沿う国防長官を選ぶ権利がある。」とのコメントを残して辞めることになりました。
 在韓米軍撤退に反対する最後の側近だったマティス長官が抜けたことで在韓米軍撤退の可能性が高まりました。
 トランプ大統領は個人的な信頼関係を重視して政策を決定する傾向があります。
 トランプ大統領は北朝鮮のメッセンジャーでしかない文大統領を完全に見放しているため在韓米軍撤退の可能性はさらに高まったと言えるでしょう。

マティス元国防長官が主張する在韓米軍の価値

マティス国防長官は「在韓米軍の撤退は第三次世界大戦につながる」として在韓米軍撤退に反対していました。
 これは世界の良識派と呼ばれる人々が朝鮮戦争以降主張してきた意見です。
 在韓米軍が撤退すれば北朝鮮が核を持ったまま韓国を征服し強大化して第三次世界大戦の原因となるという理論です。
 しかし、今は空爆と長距離ミサイルが戦争の帰趨を左右する時代になりました。
 北朝鮮を相手にする場合空母や在日米軍基地を使って攻撃すれば核の拠点を叩くことが出来ます。
 ロシアのシリア空爆の様に人道的配慮を無視して冷酷に攻撃しさえすれば北朝鮮を壊滅させることが可能なのです。
 北朝鮮に対する軍事作戦の足枷となっているのは、北朝鮮の一般市民への人道的配慮と韓国への反撃で生じる韓国と在韓米軍の損害です。
 米国は過去にも核開発にこだわる北朝鮮への攻撃を検討したことが何度かありましたが、北朝鮮との国境近くにある在韓米軍とソウルに甚大な損害が生じる可能性を考慮して思いとどまっています。
 マティス元国防長官に代表される良識派の主張は在韓米軍が巻き込まれるリスクを抱えたまま韓国を守り続けることになり、米朝韓の膠着状態を引き延ばす結果を生みます。

トランプ大統領から見た在韓米軍の価値

「米国第一」を掲げるトランプ氏は米国の負担軽減の一環で、在韓米軍の見直しを大統領選挙中から訴えてきました。
 また、トランプ米大統領はFOXニュースで在韓米軍を「巨額の金がかかるから、できるだけ早く軍を撤退させたい」と繰り返し米朝交渉で取引(ディール)材料とする方針を示したこともあります。
 トランプ大統領は一貫して「金がかかる在韓米軍は徹底すべき」と主張しています。
 トランプ大統領の言葉尻を捉えて、反トランプ勢力は「トランプ大統領は金の事しか考えていない」と批判しています。
 本当にトランプ大統領が目先の金勘定だけで動いていると考えるのは間違っていてビジネスライクな戦略のもとに米国のためになる政策を大胆に実行する大統領であると見るのが正しいのでは無いでしょうか。
 在韓米軍の存続以外に第三次世界大戦を防ぐ手立てがないのであればそれは世界大戦に巻き込まれる米国に在韓米軍にかかるコストとは桁違いの損害を生むわけですから在韓米軍は米国にとって得ということになり、トランプ大統領が撤退を考えることはありません。
 北朝鮮を攻撃する場合は空母と北朝鮮に近い米軍基地から出撃するミサイルと爆撃機が主力になります。
 ということは在韓米軍を完全に撤退するか少なくとも縮小して国境から遠ざけることで米軍の被害を最小限にとどめることが出来る訳です。
 在韓米軍の被害が抑えられる代わりにソウルを中心とする韓国の被害は大きくなりますがそれは韓国の問題です。
 トランプ大統領は何が何でも韓国の在韓米軍を撤退するとは言っていません、「韓国の被害を防ぐためにはそれなりのコストを払い対北朝鮮政策で米国に協力するべきだ。」と言っているだけです。
 暗に「韓国が自国の安全保障をないがしろにして北にすり寄るなら在韓米軍を引き上げておいて北朝鮮を空爆するよ、その方が米国にとって得だし。」とも言っています。
 トランプ大統領の行動は米国の利益のためだけでなく北朝鮮の核への対処においても合理的な戦略と言えます。

在韓米軍撤退で朝鮮大乱時代の幕が開ける

近藤 大介が 2019年「トランプが在韓米軍撤退」で世界大乱時代の幕が開けるという記事を書いています。
 近藤大介という人は中国の内情に詳しく中国関係の記事は読み応えがあります。
 しかしトランプ大統領の話になると「トランプ大統領は大馬鹿者で極右」という決めつけで思考停止してしまうらしく記事の大部分は文献をあちこちからかき集めてトランプ大統領を罵倒しているだけです。
 ただ、トランプ大統領と朝鮮半島情勢について適切な引用と鋭い指摘があるため引用させて頂いて2019年の朝鮮半島大乱について考えてみることにします。

トランプ大統領が米朝首脳会談で在韓米軍削減を取引材料に持ち出した可能性

昨年6月にシンガポールで行われた歴史的な米朝首脳会談は、私も現地で取材したが、何よりも驚いたのは、会談後にトランプ大統領が開いた記者会見で、「在韓米軍を撤退させたい。あんなものはカネの無駄だ」と発言したことだった。

私はこの発言を聞いた時、同日午前中に約40分、「テタテ会談」(首脳同士と通訳だけのサシの会談)を行った際に、トランプ大統領が金正恩委員長に、在韓米軍撤退を約束したに違いないと直感した。

もう一つ、トランプ大統領が金委員長に言及したのではと疑っているのが、「核は持っていて構わないから、こっそりしまっておけ。だが決してアメリカに向けて使うなよ」ということだ。

現代ビジネス 近藤大介

 トランプ大統領が在韓米軍を撤退させたがっているのは事実です。
 また北朝鮮も長年にわたり韓国から米軍を追い出すための諜報戦を仕掛けています。
 トランプ大統領が在韓米軍撤退を取引材料として北朝鮮に提示した可能性は高いでしょう。
 ただし、記事を書いた近藤大介氏が「トランプ大統領が金正恩委員長に、在韓米軍撤退を約束したに違いないと直感した。」とかトランプ大統領が「核は持っていて構わないから、こっそりしまっておけ。だが決してアメリカに向けて使うなよ」と発言したと本気で思っているとしたらジャーナリストとしての見識を疑います。
 トランプ大統領はビジネスマンとして修羅場を潜り抜けてきた人ですから金正恩の様に嘘ばかりつく人間に大統領として約束などする訳がありませんし、米軍撤退後の朝鮮半島統一で強大になった北朝鮮が米国に核を向ける可能性に気が付いていない訳もありません。
 あくまでも交渉を有利に進めるために金正恩の気を引く材料として在韓米軍撤退の可能性を匂わせただけの筈です。
 「金正恩の気を引くために在韓米軍撤退という飴をちらつかせただけ」というところだと思います。

在韓米軍撤退後の朝鮮半島情勢

在韓米軍が撤退して困るのは、韓国(文在寅政権)よりも、むしろ日本である。「中国の脅威」が、アメリカ軍を介さずに直接日本に押し寄せてくるからだ。

近藤大介トランプが漏らしたホンネ

 在韓米軍撤退を機に朝鮮半島統一が北朝鮮主導で行われたとしても中国が北朝鮮を思い通りに動かせる訳ではありません。
 もし中国が北朝鮮を意のままに動かせるようになったとして、朝鮮民族が有能な民族であれば統一朝鮮半島が中国の脅威をもたらす説も説得力があったでしょう。
 しかし、朝鮮併合が日本にもたらした弊害を考えると中国が朝鮮民族を抱え込むことは自ら獅子身中の虫を招き入れることになりかねません。
 また日本は尖閣諸島など直接中国と接している国境で既に中国の脅威と直面していますから改めて中国の脅威が押し寄せてくるわけでもありません。

在韓米軍撤退後の朝鮮半島は日本の脅威となるか

日本がこの問題を重視しなければならないのは、中国の脅威が増すからだけではない。在韓米軍が撤退すれば、日本にとって頭痛の種となる「新たな脅威」が生まれるのだ。
20世紀中葉の第2次世界大戦以降の日本の脅威は、ロシア(ソ連)、中国、北朝鮮の3ヵ国だったが、新たに韓国が加わるのである。

近藤大介トランプが漏らしたホンネ

 情報戦まで視野を拡げれば韓国は既に日本の敵でした。
 韓国が明確な敵となることは国内メディアに巣食い反日活動を繰り広げる在日朝鮮人を一掃して憲法を改正して日本が普通の国になるチャンスでもあります。
 米国は既に冷戦の相手を中国のみに絞る戦略に転換していて、日本政府もロシアと良い関係を築くべく動き始めました。
 韓国は日本の味方を装って反日病で日本に害をなしてきました。
 在韓米軍撤退で韓国が名実ともに日本の敵となるのであればそれは日本の国内から反日勢力を一掃するチャンスではないでしょうか。

在韓米軍撤退で起きる朝鮮半島動乱のシナリオ

 在韓米軍が撤退したからといって北朝鮮が素直に核を放棄することは考えられません。
 在韓米軍撤退は米軍が地上軍への被害を心配することなく北朝鮮を空爆できることを意味していますから米国が北朝鮮攻撃に踏み切る可能性が高まることも忘れてはなりません。
 トランプ大統領は北朝鮮が核を完全に放棄するまで経済制裁の手を緩めることはないでしょう。
 しびれを切らした金正恩が米軍の居ない韓国に侵攻することで朝鮮半島に戦乱が起き、大義名分を得た米国が空爆で北朝鮮の核を徹底的に叩くシナリオはありそうな気がします。

金正恩の健康状態が朝鮮半島動乱の引き金となる可能性

 今年の金正恩の年頭の挨拶が不自然であったことも気にかかります。
 昨年は金正恩が歩いて演説台に向かい新年の挨拶をおこなうビデオが公開されていましたが今年は自分の部屋で撮影した写真だけで動画は公開されていません。
 また公開された写真も顔色の悪さを隠すためか頬紅を塗ったような不自然な顔色でした。
 もともと異常に太った不健康な体形で幾たびか健康不安説が流れている金正恩ですから、突然倒れることがあっても不思議ではありません。
 まだ後継者もいない金正恩が倒れたら北朝鮮がどのような状態になるのか見当もつきません。
 文大統領は慌てふためくだけの気がしますが米国はその様な事態も考慮に入れて万全の準備をしていることでしょう。

「2019年 在韓米軍撤退で朝鮮大乱時代の幕が開ける」への2件のフィードバック

  1. onkochishin より:

    愚塵様
    過分なる御誉め言葉有り難うございます
    特に「文章が読みやすく分かり易い」を嬉しく思いました。
    頭の中の考えを文章にすると支離滅裂になりがちで苦労して判り易くするための推敲を繰り返しています。
    ボケ防止のためにも根気よく続けて行こうと思っていますのでよろしくお願い致します。

  2. 温故知新様のブログを見て感じたこと。
    1.日々世の中の動きを追っており、最新情報の提供に努めている。
    2.分析対象の的(「マスコミの捏造虚報情宣体質」と「中韓鮮三国の行動パターン」)が絞られている。
    3.サイト全体の構成がすっきりとしている。
    4.リンク(「ブックマーク」「参考書籍」「最新記事一覧」)に無用なものがない。
    5.コメント欄のデザインが良い。
    6.文章が読みやすく分かり易い。

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