武漢から206人が帰国したことで騒ぐことの無意味さ

武漢からチャーター機で帰国した206人の日本人を隔離しないのは手ぬるいとか政府が無策だとツィッターで騒いでいる人がいます。

日本は法治国家ですから人を強制的に隔離するにはそのための法律が必要です。
1月27日に新型コロナウイルス感染症を指定感染症にするとの閣議決定がなされ、それから10日後に感染の疑いがある人を強制入院させることが出来るようになります。

もし、法律を無視して嫌がる人を強制的に隔離しようものなら桜でしつこく国会の議事を妨害している人たちが大喜びで「人権が―」と騒ぎだすのは火を見るより明らかです(^^♪

いまさら200人あまりの帰国で騒ぐことの無意味さ

ちょっと視点を変えて考えてみてください。
下の資料は昨年12月の中国からの観光客数で71万人が日本を訪れています、1月後半の武漢肺炎騒ぎでキャンセル客が発生したことを考慮に入れても50万人以上は既に日本に来ていることでしょう。

1月の一か月間で既に50万~100万の中国人観光客が堂々と日本国内を歩き回っていて、その中には武漢の人を含め新型コロナウィルスの感染地を経由した人が何割かいて、数パーセントのウイルス感染者がいた可能性があります。

仮に50万人の1%の5000人がコロナウイルスを抱えて日本国内をうろついていたと考えれば、200人のうち数人が感染していたとしてもいまさら大騒ぎしても仕方がないと思いませんか?

しかも、中国人と日本人では民族性に違いがあります。
日本人が感染の疑いがあると知らされたなら強制力が発生していない今でも殆どの人が進んで検査に協力するでしょうし、出来るだけ感染を拡げない行動をとるはずです。
一方、中国人には公衆の面前でも大声で喋りちらし、飛沫感染の原因を平気で作るような人がたくさんいます。

ですから、帰国者の行動に目くじらを立てるより既に多くの中国人がまきちらした(可能性のある)新型コロナウイルスがどのような影響をもたらすかに注意して対処していくしかないと思うのです。

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