バーナー用ヒーターアタッチメント

[内容]シングルガスバーナーに載せて使うヒーターアタッチメントを購入してテストしてみました

|ガスコンロ用ヒーターアタッチメントが欲しくなる

夏も終わり寒い時期のアウトドアについて思いを巡らせていると冬の釣りで暖を取るためにガスコンロの上に載せて使うヒーターが欲しくなったので手頃なものを探すことにしました。

最初に悩んだのがコールマンの遠赤ヒーターアタッチメントと同じタイプのこれにするか、

石油ストーブのヒーターと同じくらい暖かそうなこちらにするかです。

|どちらのタイプのヒーターを選ぶか

アリババに同じようなものが出品されているかどうかを調べるとどちらも同じものがあり、上のタイプは12.02ドル(無料配送)でアマゾンの価格とほとんど変わらず、下のタイプも12.2ドル(送料込み)で見つかりました。

最初は機能的にどちらのタイプがいいか考えていましたが、アリババでお得に買えるとわかったら一挙にそちらに気持ちが傾いてしまいました。
何だか本末転倒のような気もしますが、物欲と遊ぶことを楽しんでいるのだからこれでいいのだ。と、無理やり納得して上のタイプをアリババに注文しました。

|中国からヒーターアタッチメント到着

9月3日に注文して届いたのが9月19日でした、標準的な配達日数です。
中国からの品物は殆どの場合このような袋に入って届きます。

箱は角が潰れています。

中の品物も多少曲がっていますがこの程度なら手で簡単に曲げて元に戻せるので良しとします。
中国から届く品物の状態はこれが普通なのでそれを考慮に入れて費用対効果を判断します。

|収納袋が入って無かったので5ドル返して貰うことになりました

ヒーターと取り外し金具の2つが入っていたものの全てでした。
実はこの商品には収納袋がついているはずなのでアリババのホームページから「収納袋を送るか、5ドル払い戻して欲しい。」と連絡しました。
袋は100均で買えますが出来れば付属の袋が欲しかったので少し高めの返金額を要求してみたのです。
ところがあっさりと「OK、払い戻すからフィードバックには良い点をつけておいてね。」と返事が来てしまいました。

という経過で、このヒーターアタッチメントは7.2ドルで買えてしまいました。

|4本足の五徳に載せてテスト

このOD缶に取り付けるタイプのバーナーはアリババで16.73ドル(送料無料)で購入したものです。

4本足ですからアタッチメントがきっちりと嵌ります。
しっかりと嵌りすぎて完全に冷えてから手でゆっくりと外さないと取れなくなるので取り外し用の金具が用をなさないことが判りました。
火の回りは良く下から上まで平均的に赤くなっています。
このヒーターは二重になっているため外側のステンレスは赤熱するほど熱くならないのでストーブとしての効果に多少疑問が湧きました。
ただ、この状態でも十分に熱を感じるので外まで真っ赤になるようではストーブ自体へ与える影響が大きすぎるので外側のステンレスでそれを防いでいるような気もします。
そのあたりのことについては寒くなってからじっくりと検討してみようと思います。
ちなみに10分程度のテストではストーブのOD缶は熱くなることはありませんでした。

|SOTOのレギュレータストーブでテスト

足は4本なのでこれもきっちりと嵌りました。

火の回りもいい感じですがCB缶へ当たる熱が強いのでアルミ箔で覆って熱対策をした方が良さそうです。
新しいアルミ箔は良く熱を反射するのでこのようにするとカセットボンベは殆ど熱くなりませんでした。

|岩谷のジュニアコンパクトバーナーでテスト

このバーナーも4本足の五徳ですが五徳がオフセットしているので4本足用の狭い切り欠きではなく広い切り欠きに入れることで安定して載せることが出来ました。

このバーナーは炎が真上に上がるので上半分だけが赤熱しています。
このバーナーの場合もアルミ箔でガス缶を保護するなどしてボンベの過熱に注意しながら使う必要があります。

|分離型のハイパワーバーナーでテスト

気化器がついて寒冷時には生ガス供給でも使えるハイパワーバーナーです。
このバーナーの足は3本なので広い切り欠きの部分に載せることで安定しました。

全体が熱くなりますが特に下の方は外側のカバーまで赤熱して下への放射熱が特に強かったためホースの保護のためにアルミ箔を載せています。

|MSRのXGKⅡに載せてみました

昔買って最近では殆ど出番のないXGKIIに装着してみました。
室内で燃焼テストするのは不安なので載せてみただけですが足の長さはギリギリでも何とか使えそうです。

|五徳にあたる部分の曲げ加工

最終的に五徳にあたる部分を折り曲げて下の写真のように加工しました。
この部分が元のままだと一番上の4本足五徳のバーナーではしっかりと嵌りますが、しっかり嵌りすぎて付属の金具ではヒーターの取り外しが出来ませんでした。
なので付属の金具でバーナーが燃えている間に鍋とヒーターを交換できることを考え、また3本足の五徳でも簡単に着脱出来るようにしました。

|XGKIIで燃焼テスト(燃料はケロシン)

ケロシンを入れたXGKIIで燃焼テストをしてみました。
夏にキャンプした時に長くしまっておいたこのストーブをそのまま持って行ったところポンプの部分からガソリンが漏れ出して使えず怖い思いをしました。
その時は代わりにガスバーナーを使ってしのいで、帰ってから整備をして使えるようにしましたがたまに取り出す使い方だとガソリンは心配なのでケロシンを使うことにしてノズルもSKタイプに交換しています。
道具の重さを気にするような使い方ではないのでガストーチで予熱してやればケロシンの欠点である点火時の煤も防げると思って石油ストーブ的な使い方をするつもりでした。
「じゃあ携帯用の石油ストーブを使えよ。」と言われそうですがそこはやっぱり雰囲気が大事というか格好もつけたいので…
目一杯ポンピングをしてバルブを開けても完全に青い炎にならないしイワタニのコンパクトジュニアバーナーに較べても熱量は少ないような気がします。
ガソリンでも大して変わらなかったような記憶があり、このタイプのバーナーはメンテナンス性と頑丈さが取り柄でへなちょこキャンパーが使う道具としての使い勝手はいまいちであることを再確認出来ました。

 

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