LEDランタンの比較

[概要]Aliexpressで買ったちょっと変わったLEDライトと手持ちのLEDランタンの明るさを較べてみました。

|Aliexpressでちょっと変わったLEDライトを見つけました

これがそのLEDライトです、側面がワークライト風に点灯し、正面は懐中電灯になっていてクリップと底面には磁石がついています。

こちらがワークライトとして光る面です、

  

底に磁石がついているのでこのような芸当も出来ます。

自動車のボンネットを開けてエンジンルームを見なければならない時、懐中電灯の置き場に困るものですが、このLEDライトだと鉄板にくっつけておけて便利なのでマイカーにも常備しました。

Aliexpressのサイトを見ると今セールで$1.74(残り3日)となっていますが、私が購入した時も$1.74でしたからしょっちゅうセールをやっているみたいです。

|アマゾンでも同じようなLEDライトを売っています

AmazonでLEDランタンとして検索しても見つからないのでまだ無いのかと思ったらワークライトとして売られていました。
このLEDライトは作業灯として売られていますがキャンプのお供としても価値があると思います。
こちらはAmazon primeなので早く確実にゲットすることが出来ます。

|このLEDライトは電池の持ちがよくありません。

Amazonにも「非常に明るくて満足です。」というレビューがいくつかあるようにこのLEDライトはLEDを直視できないほど明るく光ります。
ただ単4×3本を使うので電池の持ちは良くなく、単4アルカリ電池を使う場合2時間ほどで明るさが半分くらいになってしまいます。
また、LEDに無理をかけ過ぎて寿命が短いのではないかと思われます、実際2時間ほど使ったらワークライトとして光る面のLED素子が下写真のように一つ光らなくなってしまいました。

それでも十分明るいので実用上問題ありませんがアルカリ乾電池で使うとさらにLEDの劣化が進みそうなので安い単4ニッケル水素充電池を探して入れました。

アルカリ電池の初期電圧は1.5Vですがニッケル水素充電池は初期電圧1.2Vでちょうどアルカリ電池で2時間使った後の明るさになります。
それでも十分明るいですしLEDに負担がかからず連続点灯時間も長くなります。

|LEDライトの明るさを比較してみました

照度計を使って部屋の照明やガスランタンの明るさと比べてみました。

比較対象はこの写真にあるガスランタンと電球型のLEDライト、それとワンポールテント用に買ったドッペルギャンガーのUFOライトです。

最初に部屋の照明の明るさを確認しました。
天井の8畳用LEDリングライトから2mの距離での明るさを測ると182Luxでした。

これは古くて型番もわからないEpigasのガスランタンです

ランタンから70cmの距離での照度は16Luxでした。
人間の感覚では結構明るいような気がしますが照度を測ると1/10以下でした。

次にキャンドルタイプのガスランタンBRS-55です

70cmの距離での照度は0、測定不能となりました。

これは電球型のLEDランタンです、単4アルカリ乾電池が3本入っています。

距離70cmでの照度は4Luxでした、並べている箱は文字がどのくらい読めるかの確認用です。

もうひとつの電球型LEDランタンです、こちらには単4ニッケル水素充電池が3本入っています。

こちらは2Luxでした、電池の種類(電圧)が違うとこれだけ明るさが違います。
ただし人間の感覚では倍も明るさが違うようには思えません。並べてみるとこちらが少しくらいかなという程度です。

最初に紹介したワークライト型のLEDランタンです

距離70cmで57Luxでガスランタンより明るい照度でした。

最後にドッペルギャンガーのUFOライトの明るさを測ってみました。

距離70cmの照度は部屋の照明(2m)と同じで十分本が読める明るさでした。

|UFOライトと電球型ランタンで遊んでみました

このUFOライトはワンポールテントのポールを挟んで取り付けることもフックでぶら下げることも出来るような構造で電球型LEDランタンを挟むと写真のような面白い組み合わせが出来ます、実用性はありませんが面白かったので紹介しておきます。

|古いLEDランタンの明るさ

これはLEDランタンが出始めた頃に買った反射板で光を拡散するタイプのランタンです。
キャンプや釣りで随分活躍してくれました。

このランタンは360度を照らしているようで明るい範囲が帯のように狭くなっているので実用的な照明としては性能が劣ります。

70cmの距離で照度を測るとキャンドルランタンと同じく0Luxになりました。
しかし、このランタンでも特に不満はなく使って来ましたから「ランタンの価値を決めるのは性能だけではない。」ということでしょうか。

|まとめ キャンプにどのランタンを持っていくか

自分がキャンプに持っていく灯りとしての優先順位です。

1.電球型LEDランタン+ワークライト型ライト

この2つは機能が異なるので組み合わせて使えば少ない荷物で殆どのシチュエーションに対応できます。

2.ガスランタン

照明としての機能性は劣りますがキャンプの雰囲気作りには欠かせません。

3.UFO型ランタン

ワンポールテント内照明用としては最高です。

4.キャンドル型LEDランタン

中にテーブルが置けるルームテントであれば置いて楽しみたいと思いますが今のキャンプスタイルではあまり活躍しそうにありません。
しかし自宅で雰囲気を楽しむために点灯している時間が長いので使用時間で順位をつければ圧倒的にこのランタンが一番です。

5.反射板を使った古いLEDランタン

このランタンは記念品として部屋に飾っておくことになりそうです

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