分離型ガスバーナー用CB缶固定具

CB缶で分離型ガスバーナーを使うときにガス缶が転がらないように固定するパーツの自作

OD缶と違いCB缶は寝かせて使うことが多く、転がり防止のアイテムが必要となります。

販売されているガス変換アダプタは写真のようにCB缶が転がらないように足がついています。
これはOD缶取り付けタイプのバーナーを分離型に変換して使うアダプタで、生ガスの使用は考えられていないので常にCB缶の切り欠きを上にして固定するようになっています。

OD缶取り付けタイプのバーナーを分離型に変換するアダプタ 1

OD缶取り付けタイプのバーナーを分離型に変換するアダプタ 2

生ガスを使える分離型ガスバーナー

分離型ガスバーナーなら生ガスが使えるタイプにすれば寒冷時にも強力な火力が得られるためヒートパイプがついているタイプにするとオールシーズンお気に入りのガスバーナーが使えて幸せになります。
写真のガスバーナーは私のお気に入りでキングギドラの愛称があり最大5800Wの出力を誇るヒートパイプ付き分離型ガスバーナーBulin bl100-b6-aです。

分離型のガスバーナーにCB缶→OD缶変換アダプタを接続して使う場合はCB缶の転がり止めがないのでガス缶の向きによっては生ガスが噴出して炎上することがあります。
また寒冷時に生ガスを使えるようにプレヒートパイプがついたガスバーナーでは安定して生ガスを供給出来ず火力が弱くなる場合があります。

そこでCB缶固定具が必要となりますが市販品がないので工夫して自作しました。

自作のCB缶固定具

写真の5つが自作のCB缶固定具で、左から作った順番に並べています。

一番左:ガス変換アダプタに穴を開けてタップでネジを切りアルミパイプのスペーサをネジ止めしたもの

足が4本出ているのはCB缶の切り欠きを上にしたり下にして気体のガスと生ガスの両方が使えるようにするためです。
このアダプタを思いついた時はナイスアイディアと興奮して手間をかけて作りました。
結構気にいっていますが、後からもっとシンプルな方法をいくつも思いついたりネットでU字金具を使って作る方法を見つけたため手間のかかるこのタイプの固定具を作ることは二度とないでしょう。

左から2番目:ダイソーのバーベキュー用ステンレス串を丸く曲げて下にゴムチューブを嵌めバネの力で固定するようにしたもの

これは材料費も安く機能的にも不満はありませんがデザイン的な面で気に入らずあまり使っていません。

左から3番目:ダイソーのステンレスL金具をW型に曲げて強力磁石を取り付けたもの

これが出番が一番多い固定具です。

磁石は吸着させるだけで固定されますが使用中にずれるので接着剤で止め滑り止めに熱収縮チューブを被せています。

 

左から4番目:スーパークリップを使った固定具

オールドコールマンのガラス固定用に買ったスーパークリップが固定具に使えるのではないかと閃いて作ってみた簡易固定具です。

元のクリップ(左)をラジオペンチでちょっと曲げてCB缶の底のふちに差し込めるようにしたものです。

一応転がり止めにはなりますがちょっと頼りないので作ってみただけで実際には使っていません。

右端:他の方が紹介しておられる固定具を真似して作ったものです。

ホームセンターで入手できる50AのU字金具を使って作りました。
バラつきがあると思いますがこの金具はCB缶にピッタリ嵌るサイズなのでネジを外して下の金具を抜かないとCB缶に着脱出来ませんでした。
そのため万力を使ってU字金具を少し開き気味にして下の金具がついたまま着脱できるようにしました。
また、滑り止めと缶の保護のために燃料チューブと熱収縮チューブを被せています。
固定具が重たいので安定感抜群ですが重たすぎて嵩張るためあまり使わないと思います。

 

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