コールマン242Cのケロシン化

ブラスタンクに緑塗装のコールマンのガソリンランタン242Cをヤフオクで落札してケロシン化し、ブラス色のタンクにしました。

落札したコールマン242C

コールマンのケロシンランタン249は小ぶりのサイズで愛嬌のある形が魅力です。
バーナーも鋳物で200シリーズより重厚で頼もしく見えます。


ブラス色のランタンが好きで249のメッキを剥がそうとしましたが失敗したのでブラスのタンクに塗装したランタンを選んで再チャレンジです。
242Cはガソリンランタンなので届いて即ケロシン化に取り掛かりました。

ケロシン化

1.燃料チューブからニードルワイヤーを取り外す

バーナーアッシーを取り外して

燃料吸い上げパイプの中に入っているバネ付きのニードルワイヤーを取外します。

バルブアッシーをねじ込む前に漏れを防ぐために耐熱液体ガスケットを塗布しておきます。

古いランタンではネジが摩耗して、ねじ込むとカラーを押さえてしまいカラーの着脱が難しくなっているものがあります。
この個体もカラーが入りにくかったのでネジの部分にケブラーの糸を巻いてから液体ガスケットを塗布しました。

下のような耐熱性のシールテープを使えば液体ガスケットも不要になりますが、手元に釣り具修理用のケブラー糸と液体ガスケットが余っていたのでそちらで代用しました。

2.ジェネレーターの改造

次にジェネレータの中の紙筒とコイルを取り出します。
紙筒とコイルは年季が入っていますがニードルワイヤーはクリーニングがしてあり綺麗でした。

自作コイル巻き器で1.2㎜の銅線をコイル状に巻きます。

上は密に下は粗く巻きました。

点火テスト

組み立てて点火テストしました。
加圧せずにプレヒート用ガストーチのノズルを点火口に差し込んで加熱し、
30秒ほど待ってからバルブを開けて炎の状態を見ながらゆっくりとポンプを押します。
マントルが白く輝き始めたらガストーチの火を消してポンプで加圧します。
20回ほどポンプを押すだけで安定して輝き始め、2時間ほど安定して燃焼していたのでテスト完了としました。

左がケロシン化242で右がケロシンランタンの249です。

249のジェネレータはケロシンランタン用ジェネレータということを主張している太さですが、それに比べると242のジェネレータは頼りなく見えます。
しかしケロシン化した242も249に負けないくらい簡単に安定して燃焼してくれます。
バーナーの構造がしっかりしているせいなのでしょうか。

バタフライとケロシン化した242Cです。

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