北朝鮮問題でトランプ大統領の動きを予想してみる

北朝鮮に目を向けるトランプ大統領

シリアからの米軍撤退決定と前後して、北朝鮮がらみの米国の動きが活発になってきています。
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2018-12-24 08:30
 これはトランプ大統領の目が中東から朝鮮半島に移り、交渉再開の糸口を探り始めたことを示しています。

個人的な信頼関係を重視するトランプ大統領は韓国を無視する

米軍シリア撤退ではトランプ大統領が エルドアン・トルコ大統領との電話中に周囲の助言を無視して突然撤退を発表しました。
トランプ氏のシリア撤退、トルコ大統領との電話会談中に表明
これはトランプ氏の個人的な信頼関係を重視して政策を決める性格を示す典型的な例です。
 文大統領は米韓同盟を軽視して北朝鮮のために奔走しています。
 このような文大統領をトランプ大統領は全く信用していないでしょうから、韓国政府を北朝鮮と交渉するための出来の悪い通信回線くらいに思っている可能性があります。
 ということは、北朝鮮に核を捨てさせるために必要なら韓国の意向を無視して在韓米軍撤退を取引に使うかも知れません。
 もともとトランプ大統領は在韓米軍の削減に前向きでした、強硬に反対していたマティス国防長官が今年限りで辞めることで、在韓米軍撤退が実現する可能性がさらに高まりました。

米国は在韓米軍を引き上げた方が朝鮮半島で自由に動ける

マティス国防長官は「在韓米軍の撤退は第三次世界大戦を引き起こす。」としてトランプ大統領の在韓米軍削減を止めていました。
 しかし、ミサイルが発達した今では米軍は空爆で最小限の人的損害で効果的に敵を叩くことが出来ますから、韓国に駐在していなければ米国が手を出すことが出来ないというのは古い考え方だと思います。
 これまで世界の警察の役割を果たすための地上軍投入が米国の足を引っ張ってきました。
 シリア、アフガニスタンでも地域安定を目的とする地上軍の投入段階で大きな人的損害といつまでも終わらない戦争に巻き込まれています。
 トランプ大統領の主張は「自分の国の紛争は自分で面倒を見なさい。米国に負担ばかり大きい地上軍は派遣しません」、ただし「米国への脅威となる場合は空軍で徹底的に叩きますよ。」ということだと理解すべきです。
 つまり、北朝鮮が核装備を増強して米国の脅威になるなら空母と在日米軍だけで叩けるし面倒の基になる在韓米軍は引き揚げておきたいと考えているのではないでしょうか。

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