民進党の蓮舫代表が安保法の廃止を訴えたり、街頭演説で「健全な野党が、与党の暴走を止める。民進党にこの国を変えてもらいたいと皆さんが思えるよう頑張る」と訴えたりと精力的に活動を始めています。
具体的な「与党の暴走」の内容も示さずに「批判から提案の民進党に蓮舫が変えていく」と矛盾したことを臆面もなく言っているのはお笑いレベルですが、二重国籍がまだ解消できてない状態で中国の意見を代弁するような安保法の廃止を訴えるのは有権者にどのように受け止められるかを想像する能力が完全に欠けているのでしょう。
このままいけば本当に民進党が分裂してなくなる可能性が見えてきました。
ドイツの軍人ハンス・フォン・ゼークトの「ゼークトの組織論」では人を4つのタイプに分類している
有能な怠け者は指揮官にせよ
有能な働き者は参謀に向いている
無能な怠け者は下級兵士が務まる
無能な働き者は銃殺するしかない
蓮舫氏はまさに最後のタイプに該当する人物で民進党にとって災いですが、自民党にとっては大歓迎でしょう、しかし有権者としてはこのまま民進党を壊滅まで追い込んでいただいては困ります。
何故なら民進党がなくなったからといって民進党の政治家がいなくなる訳ではなくあちこちの政党に潜り込んで見分けがつきにくくなってしまうからです。
ゴミ箱が壊れて中のゴミがそこら中に散らかってしまったという事態になるのは困るので、ゴミ箱はゴミ箱のまま残っていて貰いたいものです。